2020年3月29日日曜日

3月29日、晴れ、7時起床、気温9度。【買い占め、ってどこの世界の話?熊本市民は熊本地震のライオンデマを思い出して、反省したようです。】【『映画クリスタル殺人事件』、『映画ウォールフラワー』『映画海峡』、リバイバルドラマ『居酒屋兆治』を観る。】【NYマーケットと、SARS-CoV-2の様子】

3月29日、晴れ、7時起床、気温9度。


朝からすっきり、雲の無い快晴でした。昨晩は日付を超えても雨が降っていました。

今朝は、天気が良かったので、週末溜まっていた洗濯ものを片づけ、干しました。


少しTVで映画を見て、9時過ぎに散歩がてら、買い物に行きました。

途中の公園で、桜が満開。公園に来ている人は一人もいません。
ま、いつもの週末、無人の公園です。いつも通り。
自粛とかは関係ないのでしょう。












通りでは行きかう交通量、車は多く、あまり外出規制されているような感じではありません。

いつもの風景でした。地方都市なんて、こんなものなのでしょう。

市街地に行くとどうかわかりません。
行く気も起きないけど。

【買い占め、ってどこの世界の話?熊本市民は熊本地震のライオンデマを思い出して、反省したようです。】

近所のスーパーハローデイ、は日曜の午前中にしては、大勢のお客さんがいました。
インスタント食品は溢れるほどあって、スーパーは地階にあり、上階はNAFCOというHCがありますが、HCでもインスタントを店先に溢れんばかり、箱を重ねて中身をカート上にだして置いてありましたが。可哀そうに売れてないみたい。

手に取ってみる人も居なかった。ちらっとみて去る人ばかり。
買い占め、ってどこの世界の話?と思いますが、先日のトイレとペーパーのデマで、熊本市民はさすがに熊本地震のライオンデマを思い出して、反省したようです。
多分ね。
少なくとも私が見る限り、お店に無いのは、マスクと消毒用アルコールのみ。

乾電池もたくさんあります。

【『映画クリスタル殺人事件』、『映画ウォールフラワー』『映画海峡』、リバイバルドラマ『居酒屋兆治』を観る。】

帰宅して、またTVで映画を観ました。

今日観たのは以下


『映画 クリスタル殺人事件』

アガサクリスティーのミスマープル物です。

すみれ色で素晴らしい目だ、(the eyes violet amazing)、と褒めちぎるのは、マープルの甥のクラドック警部のセリフです。

これは恐らく、オリジナルのアガサの原作にはないセリフだと思われます。

この映画のためにあるようなセリフです。

何故ならば、劇中の、かつての大女優マリーナ・グレッグ役を演じる、エリザベステイラーが本当にきれいな美しいスミレ色の瞳の持ち主です。

この事件で死んだヘザーが亡くなる直前、すぐそばにいたマリーナ・グレッグが、聖母子の絵画を見て凍り付き、その美しい瞳がクローズアップされます。

このシーンが、殺人事件を解くカギになっています。
より正確にはその直前のヘザーの長く、ツマラナイ思い出話に鍵があります。


アガサは好きですが、ミスマープル物はあまり知りません。読んでもいないし、こういった映画やドラマといった映像作品はこの映画が初めてです。
この映画でのミスマープルは、むしろ、原作のポワロの性格を映しているようにみえました。

映画そのものは、非常に丁寧に作られている映画だと思います。

アガサのアメリカ映画は観るに堪えないものが多いのですが。この映画は非常に珍しい、と言っていいです。BBCとかが協力したんかな。

この映画は、何より、エリザベステイラーの存在感に尽きます。

ミステリー好きにもお勧め。


『映画 ウォールフラワー』

主人公は内気な高校1年生、高校に上がったばかりで、なかなかなじめず、いつも教室や食堂の隅に居て、周りを外側から眺めていて、授業でも、答えが分かっていても、声を挙げて発言できない、という少年チャーリーが、主人公です。上の絵で一番右。

学年が上ではあるけれど留年している、技術の授業で、先生の物まねをして、チャーリーたち新入生をリラックスさせていたパトリックがいて、(上の絵で一番左)
フットボールの応援で、彼と、彼の義理の妹というサム(エマ・ワトソン上絵の真ん中。)と知り合い、彼らのグループに入り、高校生活が楽しくなる。

ここまではいいのですが、チャーリーは何かを背負っているような雰囲気があり、チャーリーと大変仲が良かった叔母が絡んでいそうな感じ。
これは映画の終盤、大きな山場の伏線になっています。

この映画は、非常にいい映画でした。誰でも、新生活で感じる、新しい環境への戸惑いをうまく描いているし、新しい仲間とのやり取りも、非常に、ていねいに描いています。

男女間のやり取りとか、ドラッグはアメリカならではかもしれません。

最後はちょっとショッキングであり、いろいろ切ないですが、でも、チャーリーは乗り越えていきます。

新1年生、新社会人、という人たちに観て、勇気を分けてもらってほしいな、と思える映画です。

自分のようなおっさんには、やや、若い時分を思い出して切なくなる。ただ、そう、そう、そういうのあるよねー、というのも多かった。




『映画 海峡』

青函トンエルに人生をかけた男たちのドラマです。
時代的には、自分の生まれる少し前から始まり、私が小学生くらいにようやく完成したトンネル。

大変な苦労はあったのでしょうけど。
まーったく、共感するところもなく、高倉健さんの演技だけで、引っ張っていったような。
脇役の、ベテラン勢もすごい面々ですが、既に鬼籍に入られた方も多く、若い人にはなんのこっちゃになる感じです。ヒューマンドラマでもなく。
吉永小百合とは結局どうにもなりませんので、恋愛ものでもない。

最後のエンドロールシーンの砂漠のような風景が、謎、でした。

ん~、お勧めにはなりませんね~。



リバイバルドラマ『居酒屋兆治』


これも、オリジナルは高倉健さんの映画ですが、私は観てません。

ドラマとしては良かったです。でも、遠藤憲一さんでいいの?
っていうのがどうしても頭に浮かび、常に健さんと比べていました。
口と態度の悪い、居酒屋の常連客を演じる、西村まさ彦は時代劇よりも、こういう役のほうが合っているなあ、とか、刑事を演じる六平さんも、はまっているなあ、とか、脇役がみな上手かった。
遠藤憲一の兆治の師匠役が石橋蓮司さんも、良かったです。

と、そういう、日本の演劇界を支える、ベテランの演技をメインとしたら、このドラマは非常に良かった。遠藤憲一と、昔の女役の井川遥が、一番、コケていた、っていう感じ。  

残念。


さらに、昨日今日で言えば、合間に、「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」も再視聴しています。


【NYマーケットと、SARS-CoV-2の様子】

日本でも感染者が1日で100人を超えてきました。東京で60人、千葉でも50人
土曜日には200人を超えてきているそうです。
日曜はの今日は夜十時の時点で、昨日に続いて200人に近い、感染者が見つかっています。
東京で68人。

イタリアやスペインでは死者が多くなり、イタリアは死者が1万人を超えたとか。
スペインも8千人レベル。
世界の死者は2万人超え。(アメリカのどこそこ大学は3万超えと報道あり)
イタリアは数えられてない死者もあるそうです。調査や確認が追いつかない状況。

刻一刻と数字が更新されるのですが、とどまるところを知らず、増え続けています。





金曜のNYマーケットは900ドル余り下げました。



週間で見ると、ダウは2463ドルの下落。NAZは623ドル下げています。
225先物は1530円の下げですが、日経225平均は、週間では2837円の上昇です。率では17.14%の上昇TOPIXは12%くらいの上昇。

ここまでブログでも時折触れているように上がったり下がったり、忙しいです。
ま、値動きを追う、デイトレーダーは嬉しいでしょう。
でも、どれほど勝っている人がいるんだろう。

ドイツの株も700ユーロ下げています。




為替は、結局107円台で週末は、現時点でも推移しています。
週間では3円/ドルの円高に来ています。ドルクランチが、各国の中央銀行の放出、でひと段落したのでしょうか。

原油は21ドルです。
金はやや値上がりしていますが、微妙な値幅です。

現物への逃避へ動くとなると、金融市場は逃げ場がなくなってきた、と感じているのかもしれないと、私は感じます。
まぁ、まだ判断するのは早いのかもしれません。

VIXは65です。一時に比べると、落ち着いたのは、市場的にはトレンドを決めつつあるのかもしれないなあ。


MyPFは急回復し、24%回復しました。日経225平均の回復率より、少し良かった程度。
どうせまた下がると思われるけど。
よくわからん。


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